高純度ワセリン 『安全すたいる』のおすすめ商品

安全すたいるは(株)食品と暮らしの安全の通販カタログです。(一部商品は、ネットショップでも販売しています。)

サンホワイト

不純物を排除した
「サンホワイト」誕生物語

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「肌がきれいになった」と、お便りがよく届く「サンホワイト」。
私たちが手にするチューブ入りの製品が誕生した背景に
良いものを追求する人たちがいました。
お知らせしましょう、その物語を。

話し手:冷水 真 氏(日興リカ 技術統括取締役)
     梅澤裕子氏(日興リカ 営業二部係長)
聞き手:編集部
月刊誌『食品と暮らしの安全』214号より clear

パッチテストの基剤として

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編集部 サンホワイトはパッチテストの基剤に使われているそうですね。
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冷水 日本接触皮膚炎学会(当時はパッチテスト研究班)の先生方が、20年ほど前に選んでくださって以来です。
アレルギーの方とか、接触性皮膚炎の方が何に反応するかを調べるテストの中で、基剤に対してもデータが取られています。そのテストでサンホワイトに反応した方は、ほとんどいませんでした。
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編集部 1985年の論文では375名(21施設)で悪影響が出た人がゼロ※1、1990年には468名(31施設)でゼロ※2、1991年は497名(30施設)でゼロ※3とは、すごい。
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梅澤 2002年のデータ※4では、949人(アレルギー患者220人、接触性皮膚炎などの患者729人)に対し、ゼロでした。
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編集部 化粧品のパッチテストは、皮膚に異常がない方たちの10人とか50人で行われますね。人数も膨大ですが、皮膚に異常を訴える患者たちが対象で、異常が「ゼロ」とは驚きました。
さて、ワセリンというのは何ですか。
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冷水 ワセリンは石油製品です。原油からLPG、ナフサ、ガソリン、灯油などを取り出した残渣を精製して取り出されるのが「ペトロラタムゼリー」で、これがワセリンの原料となります。それを精製したものを輸入し、日本で小分けし、ワセリンとして販売されています。
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編集部 日本で精製するのかと思っていました。
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冷水 原油が産出した地域や精製方法によって、品質はさまざまですが、ハイグレードのものもあります。
アメリカ産はグレードが高かったのですが、1973年の第1次オイルショックのときに手に入らなくなり、代わりにアラブ産やオーストラリア産を使わざるを得なくなりました。
すると、精製度が低く、臭いがひどく、色も悪くて、質が悪かったのです。
そんな折、私たちの精製技術を見込んだ超大手の化粧品メーカーから「高品質のものを作れないか」と依頼されまして、共同開発したのが「ワセリンP」です。
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編集部 化粧品原料としての誕生ですね。
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冷水 乳液やクリームをはじめ、ワセリンは多くの化粧品に使われています。
高品質なら化粧品の品質も安定します。「原料臭がほとんどなくなり、加える香料を少なくすることができた」と、メーカーに喜ばれました。
酸化しにくいので、肌に対しての安全性も高くなります。
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編集部 サンホワイトは「日本薬局方※5」ではないですね。
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冷水 「薬局方」ワセリンを原料にして作ったのがサンホワイトなので、決められた薬価で販売したのでは採算が合いません。
10年間は共同開発した化粧品メーカーだけに販売し、1983年から「サンホワイト」の名称で、一般の各種メーカーへの販売を始めました。そのときに、薬価の件を厚生省に相談したのですが、ダメでした。
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編集部 本来なら、皮膚にトラブルがある人に一番いいワセリン、その次が健康人の使う化粧品でいいのに、役所の都合で逆になっているわけですね。
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冷水 サンホワイトはワセリンの中でもハイグレードのものを原料とし、水素添加しながら精製し、不飽和物および不純物として入っているイオウや、塩素などのハロゲン物質を取り除きます。
また、ワセリンには酸化防止剤として、一般的にBHT(ジブチルヒドロキシトルエン)が添加されていますが、これも除去します。
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編集部 ワセリンにBHTが含まれているのですか? 過敏症の人は皮膚炎を起こすこともある物質ですよ。
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冷水 はい、微量ですが、使われています。
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編集部 水素添加はマーガリン原料の植物油を固形化するためにも行われる技術で、「トランス脂肪酸」問題で最近話題になっています。でも、サンホワイトは食品ではないから、トランス脂肪酸の問題とは関係ありませんね。

お医者さんの口コミで拡販

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編集部 ワセリンをさらに精製することは、ほかの国でも行われていることなのですか?
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冷水 どうでしょうか。この技術は私たち独自のものですし、第一に、価格が高くなりますから。
ワセリンは、アメリカで130年ほど前に初めて作られました。中性で半固形の油分である特質を生かして、医薬品や化粧品の代表的な油性基剤として、広く使用されていますが、私たちのように、それ以上にハイグレードという考えは、あまりないかもしれません。

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編集部 パッチテストの基剤に選ばれた経緯を教えてください。
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冷水 一般に販売を始めたといっても、当時は一斗缶で問屋に卸すだけ。それをパッチテスト研究班の先生方が入手され、使われたことからです。
ですから、私たちの関知しないところでお役に立っていたわけで、そのうち、品質が良いのだからと、治療にも使われるようになって、お医者さんたちの口コミで広がっていったようです。
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編集部 よい品質が認められ広がったとはうれしいですね。
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冷水 当時の販売規格は15kgの一斗缶。それを患者さんに渡すため、毎日少量に分ける作業は、大変だったようです。
そこで、少量包装のものを製品化しようと、1993年に50gチューブ入り「サンホワイトP-1」の販売を始めました。

リップクリームはやめて

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編集部 私たちは、寺澤政彦先生※6から「ワセリンも良いものを使わないと、かえって悪化させてしまう」「カサカサしたり湿疹がある患者さんには、サンホワイトを使う」と伺い、取り扱い始めたのですが、感謝の声が多く寄せられています。
「数年来の足の皮膚のただれがあって、医者からは一生治りませんといわれていたのに、サンホワイトを2、3日塗っただけで劇的に良くなった」
「2歳になる娘のデリケート肌にサンホワイトを使って、医師から処方されたステロイド軟膏とサヨナラできました」
「唇がタラコのように赤く腫れ、厚く皮がむけることの繰り返しで、医者に処方された薬は塗ったときにきれいになるだけ。サンホワイトだけにしたら、1本使い切る前に完治しました」
などというものです。
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梅澤 唇が荒れる場合、リップクリームによる接触性皮膚炎も少なくないようです。
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編集部 なるほど。リップクリームを手放せない人が、サンホワイトに換えると、治って何もつけなくなるのは、そういうわけですね。
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梅澤 『使うな、危険!』で紹介された後は、お医者様から薦められた患者さんからではなく、一般の方からも多くの問い合わせをいただきました。
夏は問い合わせが減るのに、逆に増えて、驚きました。
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編集部 アトピーの方の悩みは夏もないのでしょう。サンホワイトを薄く塗ってから日焼け止めクリームを使うと、肌の刺激が抑えられるので、夏場でも需要はありますよ。
ヘアクリーム代わりにも使えます。
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梅澤 髪がべとつきませんか?
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編集部 ごく少量です。風呂上りに、手に取って伸ばし、顔につけそのまま髪をさっとなでるぐらいで。しっとりしていいです。
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冷水 『サンホワイトは、高品質の油ですが、肌には吸収されないのです。
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編集部 それがいいのでしょうね。余分なものを体内に入れず、バリアとなって、皮膚の傷を身体が持つ回復力だけで治す。だから早く治るのです。
「少々の傷は、水で洗ってサンホワイトを塗り、無添加のラップで覆っておけば、早くきれいに治る」と、寺澤先生から教えていただきました。サンホワイトは、自分流の使い方を工夫できます。
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※1)皮膚第27巻増刊4号(昭和60年8月) ※2)皮膚第32巻増刊9号(平成2年8月) ※3)皮膚第33巻増刊11号(平成3年8月) ※4)ED Vol.9 No.3
※5)薬事法により、厚生労働大臣が定める医薬品の規格基準書
※6)仙台で小児科医院を開いている。本誌に「医療現場から」を連載中
 

 

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