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携帯電話の電磁波

携帯電話通信会社が携帯電話機種別のSAR値を公表!
頭への影響の少ない携帯電話を選ぼう

携帯電話の健康影響を心配する人は増えていますが、どの携帯電話が影響が少ないのかというデータが公表されていないため、安全性を基準に機種を選択することはできませんでした。

2002年6月、携帯電話の電波強度(SAR値)について2W/kgという基準値が実施。 それにともない、携帯電話通信会社は、しぶしぶながら各機種の電波強度の値の公表を始めました。

すでに公表を始めているイギリスなどでは、政府が値の小さい機種を選ぶように勧告しています。 この一覧表を参考にして、人体への影響の少ない携帯電話を選ぶようにしましょう。

■SAR値(比吸収率)とは■

携帯電話で使われるマイクロ波は、電磁波の中でも強い熱効果があります。 携帯電話は頭部に密着させて使うため、その電磁波の50%以上は頭部へ吸収されてしまいます。また頭部は丸いため、エネルギーが一箇所に集中してしまう危険性もあります。

総務省は、以上のような特徴を考慮して市販の携帯電話に対して「局所SAR値」(マイクロ波のエネルギーが頭部に吸収される比率)の基準を設定しました。基準値は2W/kg。それ以上の値の携帯電話は販売することはできません。しかし、基準値以下でも影響ありとする研究もあります。安全性がはっきりしない現状では予防原則に従い、できるだけSAR値の低い機種を選ぶのがよいでしょう。


2003年4月10日現在
■携帯電話のSAR値 ベスト5・ワースト5■
 

◎ベスト5
  メーカー 通信会社 型番 SAR値(W/kg)
1 NEC Jフォン V-N701 0.230
2 キョーセラ ツーカー

TK22

0.244
3 ソニー・エリクソン au C404S 0.274
4

パナソニック

NTTドコモ

ドッチーモ
P821i

0.287
5 ソニー・エリクソン au C406S 0.335
×ワースト5
  メーカー 通信会社 型番 SAR値(W/kg)
1 東芝 au C5001T 1.620
2 三菱 Jフォン J-D31 1.580
3 東芝 au C415T 1.520
4 東芝 au A3013T 1.480
5 パナソニック NTTドコモ シティフォン
p158
1.440
現在の機種に
ついては下記まで
お問合せ下さい

※現在の機種についての問い合わせ先
NTT-ドコモ(http://www.nttdocomo.co.jp/product/sar/
au(http://www.au.kddi.com/notice/sar/index.html
ソフトバンク(http://mb.softbank.jp/mb/support/3G/product/sar/
 

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