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環太平洋地域の焼却灰のダイオキシン汚染(2000年)

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目的

そこで、日本子孫基金では、国内外のNGOと協力し、ゴミ焼却場や集積場の焼却灰を集めました。そして、焼却灰のダイオキシン汚染を明らかにすることを目的として、ダイオキシン、フランの濃度の測定を行いました。

試料と方法

第一次検査では、焼却灰18検体を分析に供しました。また、焼却場周辺の土壌を1検体、ゴミ集積場の土壌を1検体、分析を行いました。これらの試料は、Homemaker's union and Foundation(台湾)、Consumers Association of Penang(マレーシア)、Consumers Union of Korea(韓国)、Associacion ecologica Santo Tomas(メキシコ)、Red de en Alternativas al uso de Agriquimicos(ペルー)、AIS Bolivia(ボリビア)National Toxic Network(オーストラリア)、日本子孫基金、環境ホルモン全国市民団体テーブル(日本)の協力によって、2000年に採取されたものです。

試料(日本)  
日本の焼却灰は、5カ所の都市から採取しました。写真は、一般廃棄物埋め立て処分場に焼却灰を含む産業廃棄物が違法に積まれ、問題となっているところです。日本では、このように焼却灰を無造作に扱っている場所が残っているのが現状です。日本の試料は、このような地点から採取しました。
写真は、ペルーのゴミ集積場ですが、ゴミから、煙が立ち昇っています。海外の試料は、焼却場やこのように自然発火している場所から採取しました。

方法(TEQ値)

ダイオキシンの分析は、新潟大学工学部高橋教授と協力して行いました。分析法は、既報に従いました。Toxicity Equivalency quantity (TEQ値)は、1988年に提案されたInternational-TEFと1997年にWHOによって提案されたWHO-TEFを用いました。Coplanner PCBは測定していませんが、灰では、TEQ値に占めるCoplanner PCBの割合は数パーセントであると報告されていることから、TEQ値にあまり影響は与えないと考えられます。

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