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環太平洋地域の焼却灰のダイオキシン汚染(2000年)

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結論

今回の調査では、9カ国の焼却灰と土壌中に含まれるダイオキシンとフランの分析を行いました。焼却灰の濃度レベルは、これまでに報告されている範囲内でしたが、日本の基準値を超えているものもありました。さらに、これら試料からの抽出物に、環境ホルモン作用が確認されたことから、埋め立て処分場からの環境汚染が懸念されます。

日本の廃棄物埋め立て場は、有害物質が漏れ出さないように作られたことになっていますが、実際には有害物質が漏れ出る例が確認されています。ましてや、埋め立て場に運ばれず、野積みされているものに関しては、大気や雨水経由により有害物質が環境中に放出されており、早急に封じ込める必要があります。また世界では、同様の問題を抱えている地域がたくさんあります。市民の関心を高め、対策を立てるよう政府に働きかける必要があります。

当面はダイオキシンが環境中に放出されないよう封じ込め、監視する必要がありますが、ダイオキシン分解技術が実用化してからは、早急にダイオキシンを分解していくべきです。また、このような技術は、過去の埋め立て場の汚染を浄化するうえでも、重要です。

日本子孫基金の更なる活動

私たち日本子孫基金は、ダイオキシンを原因から断つために、パンフレット、ポスターを配布し、市民レベルでのダイオキシン削減のための啓蒙活動に努めてきました。このような活動とともに、今後も、焼却灰のダイオキシン汚染調査を、更に協力国を増やして行い、ゴミを燃やすことによる危険性を明らかにし、環境汚染を防ぐ対策を進めていきたいと思っています。

謝辞 この調査は、環境事業団の地球環境基金の助成と環境ホルモン市民団体テーブルの協力によって行われました。

地球環境基金ホームページ

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