増補改訂
「心身を害するミネラル不足食品」
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≪目次≫
第1章 市販弁当
第2章 外食
第3章 主食など
第4章 総菜、その他
第5章 ミネラルが少ない理由
発行:NPO法人食品と暮らしの安全基金(2021年2月)
B5版
80ページ(カラー)
1,100円(税・送料込)
※この冊子は月刊「食品と暮らしの安全」2021/2月号に付録としてつきます。
※10部以上で、多部割引がございます
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半数を超える日本人がミネラル不足で心身を悪くしていることを
実証した『心身を害するミネラル不足食品』を2017年2月に発行。
その後、新たに66の市販食品を検査したので、増補改訂版を出すことにしました。
病院、養護施設、養護老人ホームでは、栄養士が計算して作った献立で栄養価の優れた食事を食べられることになっています。
企業の社員食堂、厚生労働省の職員食堂などで提供される定食も、バランスよく栄養がとれる建前になっています。
それらを検査すると、カルシウム、マグネシウム、鉄、亜鉛が、国の定める食事摂取基準を満たすほど含まれた食事はほとんどなくて、
基準に基づけば病気になるレベルの食事でした。
ミネラルの検査結果を紹介した本資料集の図は、食事摂取基準の「推奨量」を青色、「推定平均必要量」を赤色で示しています。
「ほとんどの人が充足して」「みんな健康」でいられる基準が青色の推奨量、「不足によって健康障害が生じるリスクが0.5」とされて
「半数が病気」になるのが赤色の推定平均必要量です。
赤色ラインを、青色と赤色の差より大きく下回る食事が続くと、リスクが1になって「全員が病気」になります。
「全員が病気」になるほど、ミネラルの少ない食品が多いのに、青色を大きく上回る食品はほとんどないので、
ミネラルが不足し、多くの日本人が病気になっているのです。
文部科学省の「食品標準成分表」は実測値との開きが最大440倍になるほど、実態とかけ離れているので、
栄養士が栄養計算した施設の食事でも、ミネラルが足りなくて病気になります。
そうなっているのは、食品加工の段階で野菜や肉からミネラルが抜かれているからです。この詳細は、第5章をご覧ください。
(「まえがき」より)